2012/04

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9月半ばから若者が中心になって、ウォール・ストリートを占拠する運動がアメリカで拡がり、我がロサンゼルスにも波及した。
公園にテントを張って野営し、高失業政策や自宅の差し押さえ、極端な軍備増強、ムスリムなどへの差別待遇、とりわけ2008年以来の金融救済に反対して、ウォール・ストリートを占拠するデモを繰り返し始めたのだが、ロサンゼルスでは、ロサンゼルス市庁舎の隣にあるほぼブロック四方の広さの公園に多くのテントが立ち始めた。 特に騒ぐわけでもなく、プラカードを作ったりして道路を並んで歩くデモもやっている様だ。 先週ここのテント村は全て警察が立ち入り撤去されたが、写真はその3日前に通った時に撮ったものです。 今回の騒ぎは今ひとつ国民から理解も受け入れもされなかったと思う。 参加した人たちも、インターネットやTwitterで知った人も多かったのだと思うが、運動の大きなエネルギー、となるものが小さすぎた、早い話が、平均的な国民にはどうでもいいものだったのではないかと思います。 かっての泥沼になった頃のベトナム戦争反対、徴兵反対、の時の様な大きなエネルギーを持つデモはもうアメリカでは生まれないのかも知れない。 日本でもそうですよね、震災が起き、それに対する政権が大した事もしていない状態が続いているのにデモ行進や小さなデモも日本人は起こさない。 おとなしい日本人が、ますますおとなしくなってしまった。 LA

NYCで毎週発行される日系情報誌、「週刊NY生活」に来年から不定期ではあるが、旅のコラムを書かせて頂くことになった。
新たなデスティネーションやホットな場所や街の紹介はしない。 ”旅”をテーマになにか書きたいな、と想っている。
人それぞれ個性や性格が異なるように、”旅”の好みも、”旅”に出たいと思う動機は違うだろう。 そこには必ずなにかきっかけがあるに違いない。 辛い時、苦しい時、そして悲しい時こそ人は「旅に出たい」と思い、楽しい時にはそういうことは考えないのではないか。 それはある意味、現状からの”逃避”に違いない。 幸運にも旅に出た人は、旅先で「ああ、旅に来て良かった」と、思うだろうか? 僕はそうは思わない。 でも、例え良かったと思わなくてもムダではないと思う。 (こういう風に硬く旅を考えることもないんだが)。 僕が言いたかったのは、同じものを見て、体験し、同じ食事をして、楽しい仲間と愉快な時間を共有したとしても、1人、1人、違う思いを心の中に持っている、と言うこと。 それはやはり手にとって見せられないよね。
.....今日は何を書きたかったんだろう.....。PICASO

AL僕らの年になると”初恋”の時の様に、「胸がドキドキする」機会は年に1,2回しかないだろう。 そういう機会が先週あったんだ。 金曜日の11日だったから、世間で騒がれた111111の日だった。 僕が日本を離れてアメリカへ来たのが1973年、その1年前に日本で買ったLP(その頃は、CDとかなかったからね)、AL STEWARTの「ORANGE」。
彼はイギリスのシンガーソングライターで、すごくカッコいいし、自分の体験(恋人とか)を歌にしてて、その辺は、当時の僕の心にとても響いてた。(ちなみに僕のイングリッシュネームは彼の名前から来てる)。 SFで暮らしてる時に、彼が「Year of the cat」で大ヒット時のコンサートにも行ってるから、今回は30年ぶりのコンサートだった、サンタモニカのギターショップの店内が会場で、150人位しか入れない小さな場所。3方の壁にはギターがぶら下がってる。 彼とリードギター、ベースの3人なので、ちょうどいいサイズ。 始まる前に入り口の方へ行った時に入って来た彼と急にまともに眼と眼が合ってしまい、「Hi!」とお互い言ってしまった。 その時、内心僕は”ドキドキ”してたんだけど。 コンサートもリードギターがものすごくうまくて、うまくて、少しギターを弾く息子も「一度もミスらなかったね」、と言ってた。 もちろん、ALの歌とギターもとても良かったし、懐かしかった。 今でも世界中でコンサートをしているのは素晴らしいと思う。 観客は殆どが僕らと同じ年代のカップル、50-60代の人たちで楽しいコンサートだった。 コンサートが終わってから、サインを貰う時に「ORANGE」のLPをALに見せて、これは40年前に日本で買ったんだよって言ったら、「覚えてる、覚えてる、中のオレンジの写真が好きだったんだ」って言ってくれた。 日本でこれを買った時は、すでにアメリカへ行く事を決めてたし、その頃付き合ってた彼女との関係が不安定になってたし......,少し苦くて、でもとても懐かしい僕の青春を思い出した夜だった。
http://www.youtube.com/watch?v=CBpDqDr0tik&feature=related